それはまさに全く真逆の世界で生きる人の対峙だった。
ただ、それは対決ではなく、優劣を決めるものではなく、光と影のように対比するものでもない。国家元首と、国を代表するギネス級のタレントが生放送で公開討論をする、内容はまさに雑談、さてこの企画の首謀者は誰なのか?
史上3番目の早さで可決した新年度の国家予算が実施される時、この長寿のバラエティ番組は幕を閉じている。不思議なアンチテーゼだが、不思議と違和感がなく鮮やかな協調、連動を感じさせるのは、稀代の異才を放ったタモリと、国家再生を担った第96代安部首相の絶妙なやりとりは日本が変わるかもということをハッキリと認識させてくれる。
フジテレビが看板番組の幕引きに、ダメもとで首相官邸にオファーを出したのか?
それとも憲法第9条、自衛隊の解釈、TPP、消費税増税後の景気対策、財政再建、問題山積みの政府がポジティブキャンペーンのプロパガンダのために民放のバラエティ番組に白羽の矢を立てたのか?
安部首相が長寿の秘訣をタモリに尋ねるやりとりは奇妙でありながら、前回の首相時代にはなかった自信や決意を感じた。そう!今回の政権運用に背水の陣という緊迫感はあるが、悲壮感はない。
首相ご自身の成長もあるだろうが、それ以上に野党が脆弱すぎて政権運用を阻止する反乱分子がないからとも取れる。
非常に危うい状況にあり、選択肢が提示されない一方通行の政権運用は民主的独裁政治の匂いさえ感じてしまう。
タモリのサングラスの奥に見えたものは日本の如何なる未来なのか?
それは一抹の不安を感じた私と一緒なのか?
その答えは数年後に出ているだろうか?
2014年03月22日
首相とタモリ
posted by core at 10:16
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