2015年よりJリーグも2シーズン制になりポストシーズンを導入するようになった。スター選手の相次ぐ海外流出、観客動員数の減少を防ぐための興行重視の策である。
確かに野球は一足先にポストシーズン制を導入して興行的には成功を収めているように見えているが果たしてそうだろうか?
シーズン中の1試合の“重み”が無くなったような気がする。
表題の『天王山の戦い』とは、本能寺の変で主君の織田信長を討った明智光秀を中国大どんでん返しで戻った羽柴秀吉が天下取りの雌雄を決すべく戦った舞台となった天王山からきたものである。
シーズン中の山場で天王山という言葉はメディアを通してもよく使われた。
ところが今はどうだ・・・
ポストシーズンという山場を制度で意図的に複数にしたものだから、シーズンで緊迫感のある戦いが無くなった。
田中マー君の開幕21連勝、確かに凄い記録だが実は、ホークスのエース摂津、オリックスのエース金子、マリーンズのエース唐川とはほとんど投げ合っていない。
相手もしかりでお互いにエース対決を避けるから、エースが投げる試合は勝利するケースが増える。
まさに木を見て森を見ず、リーグしいてはシーズンのレベル低下を招くよね・・・
もっともっと最高のアスリートが凌ぎをけずる最高の試合を見たいよね。
2013年09月15日
かくして無くなった天王山の戦い
posted by core at 07:13
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