2013年9月8日、日本時間の未明にブエノスアイレスで行われていた2020年のオリンピック開催都市を決める国際オリンピック委員会総会での最終プレゼンテーション後の投票で東京開催が決定しました。
今まで招致のために尽力されていた関係各位の方は歓喜に包まれ、勿論、国内でも未明よりリアルタイムでの決定シーンが報道され号外も飛び交いました。
安部総理までブエノスアイレスに乗り込み国家あげての一大プロジェクトというインパクトを世界中の選考委員にも印象付けたのでしょう。
東日本大震災後の復興、オリンピックの開催時期が8月6日、9日の原爆記念日にも重なることもあり復興と平和へのメッセージをリアルタイムにスポーツの祭典を通じて世界中と共有するというコンセプトが響いたことは間違いないでしょう。
その他にも豊富な国際大会の開催実績、スペイン、トルコに比べて財政基盤の安定、インフラを含めた環境、そして何よりも治安の良さ、いずれにおいても他の2国を長所においては圧倒したかのような印象ですが・・・
いずれもこちらは光の部分です。
今なお福島原子力発電所の第一号機の汚染水処理問題はレベル3という緊迫した状態なり、既に24兆ベクレルというよく分からない単位の汚染水が放出されていると言われており、これは広島型原爆で振り撒かれた放射能と同レベルの量だというではありませんか?
本当に後7年の歳月で終息するのでしょうか?
さらにはオリンピック招致決定により、景気浮揚感、招致特需によるインフラ、競技設備等の設備投資事業の活発化、もはや国際公約とも言われている消費増税を決定づけたといっても過言ではないでしょう。
招致決定後の安部総理の笑顔の中、その脳裏で算段された今後の指針はいかに?
いずれにおいても消費増税を承認することが容易になったことは事実でしょうからまずは一安心なのでしょうが、東京オリンピックという希望の光の輝きが増すことで、その影の部分はより一層深く、見えなくなっていくのではないでしょうか?
2013年09月09日
2020年に向けての光と影
posted by core at 06:00
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