ガソリン代の値上げが続いています。
安部政権発足前の2012年11月の水準を1とすると、政権交代後の金融政策、経済政策による円安への誘導で2013年3月までに1リッターあたり7%(7円)もの価格上昇となりました。
2013年4月にいったんは円安基調も落ち着き、2013年5月末は1リッターあたりが再び4%(5円)程下がったのも束の間で、2013年6月以降に再び上昇に転じます。
2013年8月現在では、1リッターあたりが11%(14円)も上昇したことになるのです。
メディアでも報じられている価格高騰の理由は、
1.世界的なガソリン需要の増大
2.ガソリンの原料になる原油輸出国の中東情勢の不安定
3.円安
まあ、アベノミクスという経済成長戦略の一環としていずれも最もな理由ではありますが穿ったものの見方をすると果たしてそれだけでしょうか?
電力会社の第1四半期の決算報告が次々に発表されています。いずれも火力発電の燃料費が経営の重荷になっている構図そのままの結果になっています。
軒並み電力会社は減収減益に転じており、燃料費高騰を電気料金の値上げに転嫁しても財務体質の悪化は避けられらない状況になってきているという発表ばかり、再稼働申請をしている原発稼働も承認が出るかどうかもわからない状況で、国民のライフラインを提供する企業が存亡の危機に面しているかのような報告が続いています。
これって原発再稼働の合理性を主張しているだけではないでしょうか?
ここにきてガソリン代の高騰も絡めれば社会生活の全てのライフラインが連動して値上げするしかありません。
これは自明の理です。
そうなると原発再稼働すれば燃料費が削減され、その分がガソリンに回るならばガソリン高騰もいずれひと段落するという意識が私たちにはたらけば・・・
ガソリン代の値上げは物流コストにも直結するため、様々な商品価格にもその部分がいずれは反映されます。そのうえに2013年9月に大筋の結論が出るであろう消費税の増税の問題、あらゆるものが負に絡み合えば、物価高騰、消費税増税で消費の大幅な冷え込み、経済停滞、なんていう最悪の景気動向も垣間見えます。
原発再稼働、仕方がないという世論形成に誘導することを目論んでいるのではと考えてしまいます。
いずれにおいても様々なものが値上がりしていくこの局面で、本当に消費税を増税するのでしょうか?
アベノミクスはいいですが、ねじれも解消したのですから良識ある国家政策の実行判断をしていただくことを祈念します。
2013年08月02日
ガソリンの値上げがなぜ続くのか?
posted by core at 06:00
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