企業会計原則の話の第3弾です。
正しい企業会計を開示するうえで、正しい帳簿が作成されていないといけません。そして、正しい帳簿作成が行われているからこそ、正確な財務諸表も作成できるのです。
正規の簿記の原則
企業会計は、すべての取引につき、正規の簿記の原則に従って、正確な会計帳簿を作成しなければならない。
企業会計を適正に行うための原点であり、正確な帳簿、正確な財務諸表の作成を強く要請している原則であり、だからこそすべてがここからはじまります。
ここでは、正しい事(正確な帳簿作成)を一定の要件に従って作成することを強く要請しているので、真実性の原則の究極の性善説を実現するうえでの、ルーティンを原則として説くあたりは繰り返しのように当たり前のことを説く企業会計人のストイックな部分が強く垣間見えるものだと思います。
前述の一定の要件とは、企業の経済活動のすべてが網羅的に記録されていること(網羅性)、会計記録が検証可能な証拠資料に基づいていること(立証性)、 すべての会計記録が継続的・組織的に行われていること(秩序性)、の3つを指すと解されています。
ここで、会計帳簿の作成要件として複式簿記での作成は要請していないのですが、一定の要件を満たす帳簿は、複式簿記でしか作成できないために結果的にはこの正規の簿記の原則で、企業会計は複式簿記による帳簿作成を要請していることになるのです。
2013年05月29日
ここからはじまる〜正規の簿記の原則
posted by core at 06:00
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