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2013年05月27日

すべての源流はここにあり〜企業会計原則の話

企業会計原則、まさに会計の源流であり、会計の指針です。

なによりもこの企業会計原則とは、法律ではないので法的強制力がまったくないということです。

つまり企業会計は、性善説により統制されていることになります。



だから企業会計に纏わる不祥事が相次ぐのか?



その答えは私の主観では否です。

法的強制力がないから企業会計の適正開示がなされないのではなく、開示する企業側に関わる様々なステークホルダーの恣意性によってその部分が歪められるのです。



企業会計原則は、

@ 一般に公正妥当と認められたところを要約したもの
A 金融商品取引法に基づく財務諸表監査が行われる際にはその判定基準となる
B 会計諸法令の制定改廃が行われる際に尊重されるべきもの

このような3つの性格があります。



企業会計原則という一定のルールに基づいて適正に作成、開示された財務諸表により第三者は企業実体を正確に把握できるものであり、主観的そして恣意性がはたらき易い企業会計に客観的・合理的な指針を与えるものこそがこの企業会計の源流である企業会計原則というものになるのです。



つまりは、源流は公明正大な指針に基づき客観的・合理的な開示を求めながら、そこにはたらく主観的・非合理的な部分を会社法、金融商品取引法等の関連法令にて保全、担保つまりは性悪説に基づきステークホルダーに対する適正開示を守っていることになります。



会社法にて債権者保護、金融商品取引法にて投資家保護、企業会計に関する適正開示を歪められないように法的強制力が付与されているのです。



企業会計の源流が性善説に基づく客観的・合理的な指針で統制されているからこそ適正開示が実現できる、それに携わる企業会計人が信念、正義感を持って企業会計に臨めるものであり、源流が法的強制力のある性悪説に基づくものであるならば、法律のために企業会計が存在するものになり、本来の適正開示が法というもので歪められるものになるかもしれません。



いうなれば信念がない企業会計になるということです。



つまり、企業会計とは人間の信念、誠実、信用を強く持つものが適正開示をできるものであり、企業経営における信念ある経営こそが真の社会的意義、社会的責任がなせるという価値観と連動するものであり、私たちの善意ある企業活動に直接訴えかけてくるまさに経典であるのです。



いささか宗教的、哲学的ではありますが、企業会計の本質はまさにそうであると言えるでしょう。
posted by core at 06:00 | Comment(0) | 会計
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