アベノミクスの3本の矢、「財政出動」「金融緩和」「成長戦略」を矢次早に投入しわずか数ヶ月で市場は民主党政権下の停滞感から一気に脱却して、円安、株高、不動産地価の高騰と大きく、激しく動き出しました。
悲喜こもごもがリアルに市場を席巻して、年度末が終わりおそらく好決算に沸く企業、急速な業績悪化に喘ぐ企業、良きにつれ、悪きにつれ、問題の先送りをしていた様々な施策を吹き払うための、もっと端的に言えば、市場に白黒をはっきりつけるような施策をどんどん打ち出してきました。
その極めつけが今回の日銀の黒田総裁より発表された白川前総裁が実施してきた「包括緩和」から、マネタリーベース(量)を政策目標にすえた「量的・質的金融緩和」というリスクも取る金融緩和に乗り出すことを発表されました。
出来レース
サプライズではありますが、白川前総裁の退任前からこの方向に向かうことは前年度末の様々な動きからは想像はできたことです。
金融円滑化法の廃案、中小企業強化支援法の制定、セーフティーネットの廃止、さらには融資の保証人に対する民法改正の論議、金融機関が相次ぐ好決算の見込みを発表するなど、市場からの退場者を大量に出す準備も十分に整っています。
そして、今回の発表によりダムに溜まった大量の資金を、市場に一気に放流するための扉が開かれたのです。この波に飲み込まれて市場から沈んでしまうのか?逆にこの激流にうまく乗り、一気に市場を席巻するのか?
激しいレッド・オーシャンをこの激流で再びブルー・オーシャンにするかの如く資金大量供給による大波を市場に起こして市場を一掃するためのカードを切ったのでしょうか?
超攻撃的政策でリスクも受けたこのダムの緊急放流の如し、川上だけでなく、川下までどれだけの激流が襲うのか?はたまた川下まで到達して、大海にその流れが合流するときには穏やかな波となってしまうのか?
いずれにしても満を持して、威風堂々とカードを切りました。
さて、安部総理をはじめ、黒田総裁の放流時の真意はいかに?
そして私たちは真意よりも、実需であるその効果の程はいかに?
いずれも黒田総裁がキーワードで使い続けた2年後にはその結果が見えるでしょうね・・・
2013年04月08日
満を持して・・・
posted by core at 06:00
| Comment(0)
| ビジネス
この記事へのコメント
コメントを書く


