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2013年02月18日

鎖国シンドローム

今回のおすすめの書は、まさに温故知新という言葉がピタリとあてはまるなかなか興味深い書です。

グローバル化がこれだけ進めば、過去の歴史にあった本書のタイトルにもある『鎖国』というものは現実的には不可能なのですが、以前は世界の覇権を握っていた大航海時代の欧州各国からすると東のはずれの辺境の地であった我が国はその地理的条件からの独自の国家観で文化、価値観を成熟してきました。



地理的特性、そして単一民族という世界でも珍しい国家は、『鎖国』、『開国』のサイクルを繰り返し成長と成熟を繰り返してきたのです。



グローバリゼーションが進み、ITというものが国境も距離も全く無意味なものとなった現在においては物理的な鎖国は不可能ですが、マインド的な鎖国はいまなお続いているとも言えますし、もっと加速させることも可能でしょう。



安部政権はそのエッセンスを十分に取り込んだうえでのアベノミクスではありますが、内向きになりすぎることがグローバル社会からの孤立化を推し進めるのだとしたら、第二次世界大戦に突き進んだ大日本帝国のマインドに戻らないのか?という疑念も出て参ります。



しかしながら、今既に世界一の長寿国であり高齢化社会に突き進む我が国としては再び成熟した国家のダイナミズムを世界で一番に確立するチャンスでもあるのです。



格差社会の問題も取り沙汰されますが国民一人当たりのGDPの平均値は世界有数で、高度経済成長期に言われた1億総中流社会がさらに熟成された状況こそが現状であり、世界的に見ても決して経済状況が厳しい国家ではないのです。



いずれにおいても今後の市場経済、社会情勢と向き合っていくうえでひとつのパラダイムの選択肢を提示してくれる書です。




posted by core at 06:00 | Comment(0) | おすすめ
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