イチローが2012年7月23日の電撃移籍で、記者会見直後の試合でいきなりホームスタジアムの反対側のベンチから8番ライトで登場してからまだ1ヶ月も経っていません。
これを復調というのかはわかりませんが、明らかにこの日を境にイチローは別人になりました。
MLB史上においても屈指の打者は、レギュラーさえも保障されておらず打順も下位打線、しかも守備位置はほとんど守ったことがない左翼が定位置となっており、主軸としてではなく常勝球団の一戦力つまりは“コマ”として動くことを自ら選択して行きました。
本来10年連続200本安打が途切れたNEWイチローをシアトル・マリナーズのウェッジ監督も、そしてファンも期待していたはずですが、それが彼自身の内面からか、チーム環境からか、いずれも期待を大きく裏切ったことが今の移籍を実現させたのでしょうが、その結果が彼自身、そして私たちも期待していたものをこの1ヶ月弱の間でたくさん魅せてくれています。
その極みが前日の2打席連続ホームランでした。
4回裏の2-0のリードの状況で下位打線にいるイチローに出塁されることは警戒していても長打をあまり意識していないレッドソックスバッテリーの配球を見透かしたの如くの特大アーチを描きました。
6回裏のベケットの投球は前打席のことを意に介してなっかたのかまたしても不用意な配球で甘い球を見事に狙い撃ち2打席連続のホームランとなりました。
内野安打もイチローの持ち味ですが、バットコントロールだけでなくミート力も抜群なので打球を芯でとらえる能力の高さは以前から言われていたことです。チーム環境がその彼の長打力を如何なく発揮できる状況を作り出してくれています。
こんなイチローが見たかった!!!
2012年08月21日
これが見たかった!!!
posted by core at 06:00
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