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2012年03月22日

元帳職人

世の中には様々な匠がいらっしゃいます。その職人の技は手に触れた人、それを目にしたものを魅了します。

私たち素人にはわからない研ぎ澄まされた技術、ゆるぎない自信、そして己の分身ともいうべくアイデンティティが詰まったその作品は究極の一品として昇華されるのです。

先日、元帳職人なるものに出会って参りました。

私自身が職業会計人出身であり、14年間に亘り会計事務所勤務を経験しております。財務コンサルタントとしてのベースはこの時代に築かれたといっても過言ではありません。

決算が完了すると総勘定元帳を作成してクライアント様にお渡ししていました。

コンピューター会計に移行する狭間でこの業界に飛び込んだ私は、手書きの総勘定元帳を定規と赤黒のボールペンを駆使して手作業で締める場合と、振替伝票をコンピューターに打ち込んだ後、総勘定元帳をプリントアウトする両方を経験しています。

今回、ご紹介する元帳職人はこのコンピューター会計に移行後、プリントアウトする総勘定元帳を芸術の一品にまで昇華させたその全てのプロセスをご本人から許可をいただきましたので紹介します。

@ レーザープリンタでプリントアウトしたA4用紙は熱を帯びて紙が反ってきます。

A プリントアウト後のこの熱で反った用紙を板ガラスのうえに置きその上におもしを置きます。

B Aの工程後、3日間紙を伸ばすそうです。

C 紙の反りが無くなったことをご自身の目で確認してその紙の四隅をずれなく手作業で揃えていきます。

D きちんとずれなく揃ったその元帳用紙を30枚ずつパンチで穴を開けます。このとき、30枚という枚数がポイントでパンチ穴がずれずにできるギリギリの枚数のようでこれ以上少ないと作業効率が落ちるため、何度も繰り返して試すうちに30枚という黄金律が導き出されたようです(全て目分量のようです)。

E 製本完了後にインデックスをつけていきますが、このインデックス貼りは弟子が行うそうです。

F 完成した元帳の背表紙にマスキングテープを貼った後に、会社名、決算期のタイトルをテプラで作成したものを貼りますが、このマスキングテープが肝で7年の帳簿保存義務が完了した後に、中の総勘定元帳を破棄して、マスキングテープごと背表紙のタイトルを剥がせばこの背表紙を再利用できるのです。リサイクル、リユースと熱く語っておられました。

G そしてこの究極の元帳をクライアント様にパソコンを送るかのごとくエアパッキンで何重にも梱包して郵送されます。


職人曰く、企業会計の原点でありたかが元帳であっても非常に大切なものということをクライアント様に強く認識していただくためにこのようにされているそうです。

まさに匠の技です!!!



その匠の一品、クライアント様の許可もいただきましたので写真でもご紹介します。



s-元帳背表紙.jpg
s-元帳開いた.jpg
posted by core at 06:00 | Comment(0) | コンサルタントとして
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