昨今の社会情勢の中、強い組織力を発揮する企業はタイトルにある意識共有というベクトルを揃えることができる企業になります。
意識共有するために必要なものは?
崇高な理念、企業の社会的貢献、社会的責任、組織に帰属することによる価値観の共有、やりがい、自分自身の存在意義の認識等、様々な見解がありますが・・・
実は意識共有の肝はもっとシンプルなものと私は考えます。
経営者、管理職、従業員、契約社員等、その立場、職責、報酬は様々です。
人間の本能として変化を嫌うのは原理原則です。それ以上に嫌うもの本能的に回避しようとするものは自分自身の既得権益を脅かす場合です。マズローの自己実現理論でもあるように自己実現は最終段階であり、前述の崇高な理念等は最終段階です。この部分を意識できるのは経営者、もしくはそれに近い層しかできないでしょう。
意識がそちらに向かうためのプロセスを描きそのベクトル上で、段階的に立場、職責、報酬にあった一環したストーリーの中で全うすることを変化つまりはアジャスト(適応)させればいいのです。
「君がこれを遂行してくれれば、君自身のため、そして組織のためになる!!!」
やはり個人の利益が保証されない限り組織に献身的になることを望むことはむしろ非常に難しいことです。
しかしながら、もうひとつ忘れてはいけない肝がその個人の利益が組織、そして社会のために繋がっているという社会的貢献意義を認識してもらうことです。これがあるからこそ真の“やりがい”を持てるのです。
2012年03月06日
組織における意識共有の肝
posted by core at 06:00
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