最近、頻繁にこの稿に私が登場する魂胆を岡部からカミングアウトされました。
岡部:「毎日、ブログアップするのたいへんだから、君の今後の成長のためにアンテナの発信力、受信力の双方の側面を磨き、さらなる飛躍を睨んだ育成の一環として敢えてトレンドのテーマで考察する稿を週に何回か設けよう」
心なしか押しつけられた感もありますが、そこは組織の縦社会に従じる私としては快く引き受けて今後の私自身、そしてクライアントの皆様、そして弊社のためにも全力を挙げてこのコーナーを盛り上げていく所存です!!!
さて本題です。
TPP(環太平洋経済連携協定)という言葉を最近よく聞きます。
内容としては基本的にはすべての関税をなくす協定で、自由化のレベルが非常に高く、経済的にひとつの国になるイメージのようです。つまり、TPP国の日本県ですね!
参加だ、不参加だとニュースではいろいろ聞きますが、自分ではどちらの判断が正しいのか分かりません。
そこで、TPPの内容にはいろいろあるようなので、日本人に一番馴染みのある農業、特にお米を中心に調べてみました。
TPPで農業が壊滅する!などニュースや新聞などでよく目にするのですが、どうなのでしょう?
農林水産省の試算では、TPP参加で、国内の農林水産物の生産額が4兆5000億円、GDP(国内総生産)8兆4000億円減少するようです。350万人の雇用が失われ、食糧自給率40%から14%へ下落するようです。
逆に、経済産業省はTPPに参加しない場合、産業界にGDP(国内総生産)10兆5000億円の損失があるようです。
しかし、双方の試算にはありえない前提があるようで、数字を過大に見せようとしているためどこまで信頼できるかわかりません。
ここで、お米の試算について調べてみました。
TPP参加で、試算では、お米を700万t輸入するようです。しかも、1s57円という中国米が極端に安い
時の値段で試算しているようで、現在では1s160円程度らしく、試算の意味がありません。
さらには、700万tもの日本人向けのジャポニカ米は世界中どこにもないようで、700万tもの輸入米が国
内に入ってきて、米農家を脅かすという試算も疑問を持ちます。
これらの試算は、日本のコメ生産が崩壊するという結論を導くための想定にすぎないように思いました。
みなさんも覚えていらっしゃるとは思いますが、1993年のコメ騒動がありました。
260万tものタイ米を緊急輸入しましたが、ほとんど消費されずに人知れず消えていきました。
日本人は自国のお米へのこだわりが非常に強いと思います。
『日本のコメの強みはおいしくて安全で安心なこと』だと思います。
日本のコメは一種のブランドではないでしょうか?
日本の国内でさえ多くの品種のコメが作られ、その一つ一つの品種もブランド米として流通しています。
日本のコメの生産量は約850万tで、余剰もあります。この日本のコメをTPPの関税撤廃と日本食のブームを利用して海外に輸出しない手立てはありません。
そのためには、日本の農業を強い農業へ転換していかなければなりません。
農業政策としては、農業を産業として位置付けし、戦略的に投資し、大規模化・効率化を進めていくことです。社会政策としては、零細農家や兼業農家などから専業農家に土地を譲渡するなり貸すなりして、農地の集約化・大規模化を進めていくことです。
こうして、日本の『おいしくて安全で安心』なコメを輸出できる基盤を作っていくべきだと思います。
TPPに参加するかしないかで、多くの職種において不利・有利があると思います。
しかし、不利と言われる農業でも考え方によっては有利に働くかもしれません。
全員の方が納得できるTPP加盟は無いとは思います。しかし、今の日本の政府に必要なのはTPPに加盟するかしないかの交渉ではなく、交渉の中身を日本の国益に沿うように変えていく外交手腕ではないかと思います。
とまあ、岡部にも今回も前回のCDS同様に添削をしてもらったのですが、今回はいともあっさり
岡部:「いいんじゃないこれで。でも心なしか小なれた感でてるよね(笑)」
何か私の稿が、増えそうな予感が・・・
2011年11月11日
Dohiのひとり言〜TPP
posted by core at 06:00
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