今回の私のひとり言、本来のひとり言とは違います。
なぜならば、弊社の代表の岡部より「CDSについてひとり言を言ってよ!」なんて思いっきりオーダーが出ていました・・・
CDSの言葉こそ存じ上げていましたが、“CDSをテーマとしたひとり言”、弊社に入社して以来(まだ1ヶ月程ですが・・・)の最大級のミッションです。
私なりに検証し岡部に何度となく添削してもらって出来上がったのが本日の稿です。
CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)という言葉をニュースや新聞でよく見るようになってきました。CDSとは何か?聞き覚えがないという方もいらっしゃると思いますので簡単に説明させて頂きます。
CDSとは金融商品の一つで、企業の債務不履行(デフォルト)を対象にしたものになります。仕組み的には債務保証に似ているのですが、債権者・債務者・保証人の関係ではなく、債権者・債務者とCDSの売り手・CDSの買い手との関係になります。
つまりは、デフォルトを起こす確率が高い程CDSの対価は上昇するいわば信用不安をヘッジする商品なのです。
従ってCDSの売り手も買い手も、債権者や債務者とは何ら関係がないのが前提となります。要はCDSの売り手も買い手も、債権者と債務者との間に生じる債務不履行のリスクに対する備えを傍観者の立場から売買するのであり、直接の商取引を行う売掛金・買掛金といった一般の債権者・債務者のような間柄とは全く異なり無関係に他ならないのです。
私は金融工学などまったく解らないのですが、CDSの契約料や債務不履行の際の支払い額は、高度な金融工学によって算出されているようです。傍観者の立場からの取引である点からすれば、一種の競馬や競輪のような賭けごとと似ていると思われます。
さて、ここで話題のギリシャ国債とCDSとの関係にふれていきたいと思います。
民間が保有するギリシャ国債の50%の元本減免(ヘアカット)で欧州連合(EU)と銀行側が合意しましたが、通常なら国債への投資家が50%のヘアカットや債務全体の免除などに自発的に応じることはありえないことで、今回の合意には、強い政治的圧力があったと思われます。
つまり、欧州を中心とした各国がギリシャをなんとか破綻させないように働きかけているわけです。
簡潔には、破綻すればCDSの買い手が得をして、破綻しなければCDSの売り手が得をします。ギリシャ国債を保有しながらCDSも保有するという資産運用のポートフォリオを組んでもしもにそなえてリスクヘッジをしながら、どう売り抜こうかと考えていることでしょう。
いわゆる“投機筋”という方たちは、ギリシャという一国の財政破綻、ユーロ崩壊という経済的危機状況さえも儲けの対象にし、何もないところに価値を勝手に定義し、やり取りすることで利益を得る。金融市場の恐ろしさを改めて感じたと共に、一つの国がブックメーカー的に扱われる現状が問題なのではないかと思いました。
いかがでしたか?私の現状では精一杯のひとり言です。
冒頭にも申し上げましたけど、これってひとり言ではなくてCDSの稿を岡部に依頼されて起稿しただけですよね・・・
岡部曰く、「別にいいんじゃない?知識も深まったし(笑)」
恐るべし縦社会・・・
2011年11月04日
Dohiのひとり言〜CDS
posted by core at 06:00
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| COREなスタッフ
この記事へのコメント
kakusyu!
Posted by マツナガ at 2011年11月09日 16:58
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