弊社も今期で5期目になります。3期続けて赤字決算でありました。経営羅針盤と私自身が称し強いidentityを持ってコンサルタント業務に従事していましたが、自分の強い意志だけでは弊社の取り組みが第三者には伝わらなかったのです。しかし4期目にしてようやく黒字決算に転換できました。何が変わったのか?
経営基盤強化のためのコンサルティング、これは設立当初から首尾一貫としてぶれることなく継続して取り組んでいます。
しかしながら、この経営基盤強化にあたっての取り組みではなく皆様方にご理解いただくための弊社の業務内容の発信の仕方が大きく変わりました。
CSR、内部統制、C.I.(コポレート・アイデンティティ)、IFRS、様々なマネジメントツールを使って発信して参りました。いまだにこれらの要素が経営基盤には重要な影響を及ぼすものであるという私の信念には変わりありませんが抽象的で分かりづらいのです。
私自身が会計事務所勤務を14年経験しています。財務会計に精通していることは強く自負しています。財務は経営基盤の根幹であることは間違いありません。しかしながら財務コンサルティングの部分を前面に発信していなかったのです。私自身がいわゆる計数評価をベースとした定量分析型のコンサルタントと思われたくなかったのでしょう。
二人の偉人の方の言葉を繰り返し自分自身の中で反芻しているうちに自分自身のコンサルテーションの本質に気がつきました。抽象的だったことが、より具体的になり、自分自身の意識の中で弊社の業務、私自身のidentityが覚醒したのです。
繰り返しこの稿でも紹介差し上げた二人の偉人の方の言葉をあらためて紹介します。
二宮尊徳:「経済なき道徳は寝言である。道徳なき経済は犯罪である」
ヘンリー・フォード:「できると信じるか。できないと信じるか。どちらも結果は完全にその通りになる。」
経営基盤強化における、財務基盤強化は企業のすべてのセグメントにおいて必要になります。創業期、衰退期、変遷期、いずれにおいてもこれは前述の二宮尊徳氏の言葉を借りるならば経済=資金としたらしっくりきます。しかし、ここに道徳=理念(アイデンティティ)が存在しなければそれはただの拝金主義になります。
どのようなセグメントでも企業経営が苦境にさらされてもヘンリー・フォード氏の言葉、信じる力が非常に重要になります。これは経営基盤強化における肝であるサステナビリティ(継続性)が維持できるかという根幹に繋がってきます。
これらを集約したかのような言葉をかのカルロス・ゴーン氏がおっしゃっています。
カルロス・ゴーン:「多くの日本企業には最高財務責任者(CFO)がいない。たいていは会計士と銀行担当者だけで、全体の(財務)責任者(コントローラー)がいない。企業がどこで利益を出し、どこで損失を出しているのか、はっきりとした数字で示すこともできない」
この言葉は計数管理のことだけを言っているのではなく、定量分析の重要性を言葉を変えて伝えているのだと私は確信しています。
財務と経営を総合的に見ることができる。そして確固たるアイデンティティに基づいた経営を実現すべく財務基盤強化をゼネラリストとしての対極的な見方、発想からスペシャリストとしてのスキームに落とし込んでいく役目こそが弊社のコアマネジメントの存在意義だと強く思っております。
企業のCFO(CORE Financial Officer)、これは資金調達、資金運用としてのスキームだけを担うものではなく経営者の経営理念、確固たるアイデンティティをしっかりと理解したうえで経営者の企業様のパートナーとなる強い意志を表します。
今から弊社のメイン業務になる3つのセグメントです。ここでCFOとして皆様方のお役に立てるように尽力して参ります。
1. 起業における経営基盤構築業務
2. 同族会社の経営承継対策(弊社の業務は相続税対策ではありません)
これにまつわるM&A対策等
3. 企業再生もしくは企業清算およびM&A等の再生及び清算支援業務
2011年09月26日
コアマネジメントの存在意義(identity)
posted by core at 06:00
| Comment(2)
| コンサルタントとして



現状の厳しい経済環境のなか、本当にりっぱだと思います。岡部社長様の前向きな経営姿勢の表れだと感じております。今日から新しい社員さんも入社される由、今後の益々の発展をお祈りいたします。
黒字転換の意味を私自身、企業としてのスタートラインに立つことができたと感じております。
ライフワーク、ライスワークとして弊社を営んでいくうえでの3年間に亘る予選ラウンドを乗り越えました。
これから応援していただいた皆様の期待により一層応えれらるようにスタッフ一同、尽力して参ります。
今後ともよろしくお願いいたします。