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2011年07月11日

JALの再生を確信した瞬間

2010年2月、JALの再建を託されて三顧の礼で迎え入れられた稲盛和夫氏でした。日本を代表するカリスマ経営者を持ってしても“朽ちた巨像”の再建は不可能という論評も多々ありました。

それから1年半の歳月が過ぎました。



稲盛会長が取り組んできたことは至ってシンプルなことだったのです。



「立派な会社」としてちやほやされていた現場の方、そしてOBの方も含めて、



「この会社は潰れた会社」ということを説いて回られたのです。



「利益なくして安全なし」、自分たちの都合で経営の合理性、既得権益にしがみつく現場の論理をシンプルな言葉で、経営の根幹を説いて行かれました。



二宮尊徳氏が説かれた名言「経済なき道徳は寝言である」のJAL版ですね。



現在、JALでは航行中に機長が機内アナウンスをされます。話す内容、時間は機長の裁量に委ねられており、乗客が機長の存在を身近に感じられる機会でもあります。



先日の東京出張時、羽田空港からの帰りの便の機長のアナウンスをご紹介します。定刻よりやや早めの20時30分過ぎに(定刻は20時40分)福岡空港に到着し、着陸後の待ち時間の時の2,3分のスピーチでした。



機長:「本日はお疲れ様でした。羽田空港での搭乗手続きが皆様方のご協力のおかげで定刻より早く完了しました。定刻より早めの離陸が出来ましたので、福岡空港には定刻より早く到着できることが確信できました。そのため、予定の航空速度を遅くしまして燃料の消費量を減らすことができました。これはお車のガソリン満タンの10台分に相当する量と思われ、燃料の節約、CO2の排出量の削減と、地球環境に優しいフライトができました。これも皆様方のご協力のおかげだと切に感謝しております。今後も定刻前の早めの搭乗手続きへのご協力も宜しくお願いいたします。では皆様、お気をつけてお帰りください。本日はどうも有難うございしました。」



記憶をたどって綴りましたが、概ねこのような内容だったと思います。



搭乗手続きを速やかに行うことの本当の意味、意義を、私たち乗客にも非常に解り易く伝えていただいたメッセージでした。逆に言えば、一人の搭乗手続きの遅れが、燃料消費、CO2排出量の増加にもなるという気づきを与えてくれる至極のアナウンスだったと思います。



高い意識、仕事に誇りを持って取り組んでいる人たちがいる企業は再生します。



JALは必ず再生します。稲盛イズムは確実に浸透しています。



そのように確信した出来事でした。
posted by core at 06:00 | Comment(0) | メッセージ
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