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2011年05月13日

技量審査場所とは?

日本の国技として数々の名勝負を生み出してきた大相撲、八百長問題の発覚により遂に戦時中を除くはじめての中止になりました。大阪で開催されていた通称春場所は、今回、技量審査場所として東京の両国国技館で厳かに開催されています。

さて、ここで国技としての大相撲とは何ぞや?ということを語るうえでは、そもそも大相撲の歴史というものを抜きでは語れないはずです。

相撲の由来は競技ではなく興行であり娯楽であります。室町時代(戦国時代)が発祥の時期ではないかと言われております。現に戦国時代の各地の戦国大名のことを綴った文献からは相撲なるものが登場しています。心身の鍛練だけではなく、時には見世物として前述の興行として城下町で行われていたようです。

現代の形に近づいてきたのは江戸時代になってからでありますが、それでも娯楽興行として勝敗は存在するものの、現在問題となっている八百長というものは当事者にはなかった概念だと思います。



さて、ここからはいささか思いっきり主観なのでご容赦ください。

まずは八百長の語源ですが、この言葉もそもそもが大相撲が由来なのです。以下は大辞泉より抜粋です。


《相撲会所に出入りしていた長兵衛という八百屋(通称八百長)が、ある相撲の年寄と碁(ご)を打つ際に、いつも1勝1敗になるように手加減していたことからという》

1 勝負事で、前もって勝敗を打ち合わせておいて、うわべだけ真剣に勝負すること。なれあいの勝負。「―試合」

2 なれあいで事を運ぶこと。「―の質疑応答」



八百長で本来、問題になるのは心情的な問題だけであり、当事者が納得していれば第三者は関係ないことなのです。八百長そのものがベースとなって問題になる場合はその勝負そのものが賭博等の対象になっていて、その結果によって第三者の利害関係が変わってしまう場合、そしてそのことが勝負をしている当事者も認識している場合、さらにはそれに対しての報酬がある場合等は当然刑事事件の対象にもなります。

古くはプロ野球の“黒い霧事件”がこのケースになると思います。

実は八百長という言葉、そのときの勝負そのもの競技者の意識は類似するところがあっても、かつてプロ野球界、そして日本中を驚愕の渦に巻き込んだ八百長問題とは全く異質のものだと思います。



相撲協会もこの八百長問題はずっと以前から指摘はされており、その時は無気力相撲ということで収拾?してきましたが、今回、一連の問題の発端は前回のプロ野球の“黒い霧事件”同様の賭博問題がきっかけでした。当然、このケースでは警察が刑事事件として捜査に取り組むプロセスの中から押収した携帯電話のメールから確固たる証拠として事実が発覚してこのような事態にいたりました。

賭博に関与した八百長は罰せられて当然なのでしょうが、そうではない角界がかつてから頻繁に使っていた語句としての無気力相撲をこの際、鬼の首を取ったかのように一掃しようとしているいわば感情闘争が今回の一連の流れですよね・・・

技量審査場所の会場に入る前に力士の携帯電話を預かるということで、そのツールを断とうということでしょうが、本当に当事者同士しかしらない無気力相撲ならば根絶は事実上むりでしょうし、極論からすれば根絶は必要ないと思います。

無気力と言っても、40度の熱があっても土俵に上がる力士もいるわけです。体調不良による無気力だってあるわけですし・・・

相撲を取っている力士は人間です。感情に取り組みが左右されることは多々あるはずです。私たちだって仕事をしながらも様々な問題を抱えていれば、仕事に集中していないときもあります。それを八百長仕事なんて言われることはありませんよね。

賭博関与する八百長を根絶するために、大相撲協会がこのような処置、対応に取り組んでいるというロジックなら理解できますが、それは別の問題としてかつてからある、いわゆる無気力相撲=八百長なので、それを無くせという論調、そしてそれに対応している大相撲協会といういささか稚拙な感は否めません。



携帯電話を預かるなんて中学生、高校生じゃあるまいし、正直馬鹿げた対応です。八百長の根絶を本気で目指すのならば、大相撲という名前から変更すべきです。歴史を紐解けば全く違う競技、興行に変えることになるからです。無理だし必要ないでしょう。



大相撲を好きな人は今でもたくさんいます。外国人力士が増えても、かつての満員御礼ではなくても、しっかりと応援し続けている方たちはたくさんいます。



本当に必要なければ、必ず自然淘汰されます。歴史は繰り返されます。



何処を向いて、誰のための、議論なのですか?対応なのですか?問題を混同していませんか?



一番の被害者は大相撲ファンと、一生懸命相撲に取り組んでいる力士の方たちです。



関係者の方たちは、今後の大相撲界の在り方をもっと思慮ある対応に基づいて取り組んでいただきたいものです。



知らない方が、触れない方が幸せなことって世の中にはたくさんあるはずです・・・
posted by core at 06:00 | Comment(0) | メッセージ
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