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2011年04月26日

武士の家計簿

今回のおすすめの書は、文学研究科博士である磯田道史の著書『武士の家計簿』です。幕末の加賀藩御算用物の猪山家に残っていた精密な家計簿を元に、家計破綻の危機、藩財政の危機を乗り越えてきたメカニズムを解く渾身の書です。

歴史書であり、会計の書であり、経営再建の書であり、哲学の書であります。この渾身の書は昨年遂に映画化もされました。

この書の主役である猪山家、バブル崩壊よりも150年も以前に、すでに金融破綻、地価下落、リストラ、教育問題に直面し、そのうえに国家体制の転覆、つまりは幕末維新、大政奉還まで経験した後、大日本帝国の海軍省の軍務官になるまでに再生するのです。

『武士は食わねど高楊枝』

その意味は以下の通りです。

武士は貧しくて食事ができなくても、あたかも食べたかのように楊枝を使って見せる。武士の清貧や体面を重んじる気風をいう。また、やせがまんすることにもいう。



威風、気位、礼節、家格、武士が当時最も大切にしていたものであり、年収の3分の2が慶事、弔事等の交際費にかかるものだったそうです。



明治維新後に士族としてその家格を保全されますが、その実態として経済力のない士族は実質は消滅していったのが事実のようです。



「歴史とは過去と現在のキャッチボール」著者はあとがきでこのように述べられています。

つまりは過去の事実を暗記するだけではなく、その背景をもとに何故現在がこのようになっているのかを検証する、つまりは物事の真理を解く重要性をキャッチボールという言葉で説かれています。



皆様も是非、この書に触れて今おかれている状況のきっかけとなった過去との「キャッチボール」をされてみてはいかがでしょうか?

posted by core at 06:00 | Comment(0) | おすすめ
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