株式会社コアマネジメント HOME当サイトについて個人情報の取扱サイトマップ
お問い合せ
会社概要 事業内容 業務事例 COREな談話室 LINK
 TOPページ > COREな談話室

2011年04月02日

寛解〜違和感

2011年3月4にアップした稿で、癌患者さんの啓蒙活動に取り組まれていらっしゃる杉浦貴之氏をご紹介した。

この稿でもあらためてご紹介する。

杉浦貴之氏、この方1971年生まれで、今から12年前の28歳のときに、癌を宣告された。当時、余命半年、2年後の生存率0%と告知を受けられながら、人生の大いなるパラダイムシフトを経験され癌を克服、完治、現在も元気に活動されている。

氏の啓蒙活動に感銘を受けた私は、早速メールを送ると、翌日直接にメールの返信が本人からあった。

早速、氏が編集長として刊行されているメッセンジャーという冊子を定期購読するようにした。サバイバーと言われるステージV以上の進行癌の方の生還のプロセスをそれぞれの方に執筆いただいて、今なお癌と闘病されている方、克服して元気に生活している方たちのひとつのコミュニティとして積極的に活動されている内容を発信されている。



かつて私自身も病人であった。



ステージVということで、いわゆるサバイバーということになる。



2度に亘る手術、2ヶ月半に及ぶ入院生活、半年以上の抗癌剤治療、その後の再発、と苦しい経験を繰り返してきた。その間、妻をはじめ、家族、そして様々な方々から支えていただいた。

そのときの気持ちを忘れたわけではないし、いまでもしっかりとその時の気持ちを大切に持ちながら、自分が今後このような病気になられた方の何かのお役に立てたらと思い杉浦氏にメールをし、メッセンジャーという冊子を購読していたのだが・・・



最初は良かったのだが、実は読んでいて違和感が生じはじめた。



同じ苦しみを経験した人、私以上の苦しみを経験した人、そのような方たちの手記なのになぜ違和感があるのだろうか?



ようやく気がついた。



杉浦氏の活動、そして役目は常に苦しんでいるかたに夢、希望、勇気を与えることなのだろう。つまりは、病院に例えるならば入院患者を常にケアすることが氏のアイデンティティなのではないのだろうか?



私は、退院した後の健全な生活を送るようになるための手助けを行うことが役目になっているのではないだろうか?



夢、希望、勇気を与えた後の、活動を具体的に行うためのお手伝いをすること、それが経済活動という観点から前を向いて進んでいく推進力を与えることが私の役目ではないか?



今、そのように考えている。



罹患年齢が35歳と当時、私は若かったから、復帰後も仕事を続けていく必要があった。そのときに、自分自身が本当にやりたいことと向き合ってそれを毎日の生き甲斐として取り組んでいくことを探すこと、そして実践していくことをサポートしていくことが私自身の罹患者に対する啓蒙活動だと思うようになった。



違和感という表現は適切ではないかもしれないが、私自身の向き合い方を見つけたという意味では、それが杉浦氏とは本質はいっしょでも人間だから多少は違う部分もあるということだと思う。



*寛解の意味
東洋医学用語でいわゆる一病息災である。持病はあるが完治しておらず、その病気と共存しながら生活している状態を指す。語句の直接な意味としては、ゆるやかに意味を解き明かしていくという意味がある。
posted by core at 06:00 | Comment(0) | 寛解
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

株式会社 コアマネジメント
〒814-0171 福岡市早良区野芥2丁目25-3-107
TEL:092-985-0502 FAX:092-980-1059
URL:http://www.coremanagement.jp/
Copyright (C) 2010 COREMANAGEMENT Co.,Ltd. All Rights Reserved.