栄枯盛衰、この言葉の意味は読んで字のごとく、栄えたり衰えたりすることであります。故にこの言葉を移り変わりとの意味で使う場合もあるようです。
時代の流れとともに栄枯盛衰を繰り返すことが世の常ではありますが、企業経営においての栄枯盛衰は時には存続ができないほどの衰退を強いられることがあります。再生できるのであればいいのですが、存続ができない破綻状況に陥り文字通り消滅してしまう場合もあるのです。
ジェームズ・C・コリンズ氏の名著、「ビジョナリーカンパニー」の第3巻がこの度刊行されました。氏は経営学者、コンサルタントであり1995年から刊行はじめたこの「ビジョナリーカンパニー」シリーズで現代経営学における第一人者として不動の地位を築きました。
氏が提唱する「ビジョナリーカンパニー」では1995年に企業の生存の原則を説き、2001年に飛躍の法則を説きました。そして今回2010年に遂に衰退の五段階を説かれたのです。こえは昨今の情勢化で優良企業がいとも簡単に破綻していく状況を説かれた内容で、社会にとって必要な企業のサステナビリティ(継続性)を第一義と捉え、企業そのものの社会的存在意義を説かれたバイブルとも言える書です。
次回より5回に亘って、栄枯盛衰というタイトルでこのコリンズ氏が唱える衰退の5訓を私自身のコンサルタントとしての経験に照らし合わせながら思いっきり私の主観で綴っていこうと思います。
つまりは私自身のコンサルタントとしてのアイデンティティを5回に亘って発信します。
2010年10月12日
栄枯盛衰〜予告編
posted by core at 06:00
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