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2010年04月09日

現政権の唱える格差是正の先は・・・

民主党政権下となり様々な政策が打ち出される中でいずれにおいても格差是正のキーワードが隠れています。以前にも当ブログで税制改正について綴ったときにも申し上げましたが資本主義なのでむしろ格差是正は当然のはずですが・・・

税制改正、高速道路問題、こども手当、郵貯問題、いずれも景気対策、消費還元の大義名分を訴えその先には格差是正を唱えてはおりますが、そもそも何故に格差が生まれるのかということです。

この場合の経済システムを言及することがこの稿の目的ではありませんので、現政権の流れをおさらいしますが、 郵政国有化?という稿でもいまだに民間より官の方がリスクがないと国民が考えているのは自民党政権であり、資本主義経済が謳歌していたからではないでしょうか?

今後の税制改正で現状の税収減を補う増税のポイントは消費税の増税ではなく相続税の増税であります。先日、日経ビジネスの記事の中で民主党きっての財政通と言われている野田佳彦財務副大臣の発言を引用します。

「ただ、今の財政状況は昭和21(1946)年度並み。格差も拡大している。貧困の世襲、これを直したいんです。中間層からこぼれ落ちた人たちが戻ってこられるように、ある程度、措置を取らざるを得ない。使える税金は何なのか。再分配機能を果たせる税目になってきます。だから、相続税の見直しをやらざるを得ないのではないか。私は、今回はしょうがないと思います」

建前はこの場合、富の再分配を税金という形で国が徴収したうえで、社会に還元するということを言いたいのでしょうが、これは富の搾取と取れませんか?

郵政国有化も行政サービスの公平を建前に郵貯の預け入れ限度額、簡保の加入限度額を引き上げる、如いてはこれが適正な民間のためのサービスに繋がるとは言っていますが、ここでも1,400兆円を超えるという個人保有資金が官に流れやすくなるだけです。民間に還元するならばむしろ郵貯の預け入れ限度額も、簡保の加入限度額も引き下げるべきです。

かつてカール・マルクスは資本主義の高度な発展の後により共産主義社会が到来すると唱えました。かつてのソビエト連邦の崩壊によりこの考えは間違っていたと解釈されていますが、ロシアが資本主義経済として高度な発展を果たしていたでしょうか?



むしろ、今の日本こそがこの状況に当てはまるような気がしてなりません・・・



民主党の方たちはマルクス主義者なのでしょうか?・・・



いずれにおいても格差是正は危険なキーワードだと思います。
posted by core at 06:00 | Comment(6) | メッセージ
この記事へのコメント
【格差是正】この手の政治で多様されるキーワードは細かい定義付けをしないまま用いられていることが問題と感じますね。解釈によっては、こんなことまで格差是正になるの?ってことありませんか。義務を果たさず権利ばかり主張する人々にとっては利他の発想もないでしょう。
国営回帰については、民間金融機関をこらしめる意味では大賛成です。
バブルのつけを血税注入でごまかし、責任問題もあやふやで不良債権処理問題で健全化を迫られていたのに喉もと過ぎれば元の木阿弥。
株主=経営者の中小企業への融資条件に未だに社長の個人保証を当然のように要求する民間金融機関は、これからもローリスクハイリターンで飯を喰っていくつもりなんでしょうか。
日本の中小企業を無限責任化している、バンカーの自尊心も育たない民間金融機関の目を覚まさせて欲しいものです。財投とかの問題はあるものの・・・

長々とスミマセン。あースッキリしました!
Posted by yamasama at 2010年04月09日 12:04
格差是正といいますが、現代の日本において格差とは、当然のように発生するものだと思います。

それが資本主義社会の当然の仕組みではないでしょうか。

所得税の累進課税は百歩譲ったとしても、相続税を見直すとは言語道断ですね。

まさに民間のお金を「搾取」するというしかありません。

いま謳われている「格差是正」は、一定水準の生活をできていない一部の人々には良く聞こえますが、日々努力をしてその対価を得ている人々にとっては、「どうしようもなく不公平」な言葉に取れるのではないでしょうか?

ボケた政治家が眠たいことばかり言っている間に、隣の中国にどんどんおいていかれているのは非常に残念なことですね。
Posted by M at 2010年04月09日 12:44
yamasamaへ

なるほどのご意見ありがとうございます。

郵政国有回帰は官に資金が流れることを懸念するところに私自身も意識がフォーカスされていたようです。

おっしゃるとおり民間の金融機関がここでさらに企業努力をすることによって資本主義社会のパワーで1,400兆円という個人資産を引き出す努力をすべきですね!

Posted by coremanagement:Okabe at 2010年04月09日 16:01
Mさんへ


そうなんです。今回の相続税の改正は”富の再分配”という偽りの大義名分をまとった個人資産の国家からの搾取としか思えません(怒)


そうなんです。フォーカスする場所を変えるとこの流れの方が不公平感が強いのです。


格差是正という名の格差拡大なのです。


Posted by coremanagement:Okabe at 2010年04月09日 16:08
こんばんは^^ 福岡の桜は如何ですか?こちら関東は今週末までなんとか持ちそうです。

格差是正。
資本主義+民主主義である以上、仕方ない部分はありますが、国民が最低限の暮らしのレベルを享受できるシステムは整備して頂きたいものですね。

>郵貯の預け入れ限度額、簡保の加入限度額を引き上げる、

民から官へと、、そう単純な問題ではありません。ギリシャ問題でソブリンリスクがクローズアップされていますが、日本もその例外ではありません。

国債の買い手がなくなり、国債が下がり、金利が上昇すれば、国はどうなりますか?1000兆の国債の利子だけで税収は簡単にふっとび、国は破綻です。

事実、国債の先物ではキナ臭い動きがあります。これが、JPN国債の暴落を見越したものでないことを願いたいですね。

民間に還元することより、国の破綻を水際で防ぐことを優先させたのが実情でしょう。

Posted by 月一三郎 at 2010年04月10日 23:09
月一三郎さんへ

ご無沙汰しております。

やはり月一三郎さんからコメントを入れていただくときはより考えさせられます。目の前の見えていることだけではなく、ビジネス上の国境がなくなったクロスボーダーラインの状態が今回の政策移行の流れに反映しているのでしょうか?

財政通と名高い野田さんの発言は、月一三郎さんのおっしゃっている点を加味してのことなのでしょうね。

適切な表現ではないかもしれませんが、もはや日本の財政危機はフェーズ5に到達しているのでしょうね・・・
Posted by coremanagement:Okabe at 2010年04月11日 12:36
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