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2010年03月25日

史実と記憶は社会情勢によって変化する

先日、事務所で今話題の大河ドラマ龍馬伝について秘書まーにゃと話しをしていたときのことでした。私は今から20年前には歴史に非常にハマっており、戦国時代からの天下統一、幕末、日本の歴史の中で一番題材に挙げられている小説を読みあさっておりました。

司馬遼太郎氏、隆慶一郎氏は特に好きで、他にも遠藤周作氏も意外に戦国時代をテーマとした作品は多くこれもほとんど読んでおります。その他にも津本陽氏、童門冬二氏、山岡荘八氏もよく読みました。

前段はこれくらいで、本題に戻ります。

先日の龍馬伝での土佐勤王党へ龍馬が血判をするシーンですが・・・

土佐勤王党は江戸で武市半平太が各藩の攘夷派と結成して、断固として開国派と闘い帝を中心とした幕政改革を唱えたでのですが、この根本は土佐藩特有の風土による屈折した思想が入っていたというのが私の印象でした。下士という他藩にはない武士においての上下関係が過激な思想に繋がっていったのではと思いますがこれも推測でしかありません。

そうです。

史実とは結果は事実ですが、そのときにその歴史上の人物がどのように考えて行動したかというのは全くわからないのです。事実としての結果だけで、そこの奥にある真のプロセスは全くわからない想像の世界でしかありません。

極論からするとそれは今も昔も変わりませんが、情報が今以上に少ないこの時代はその歴史上の偉人達はご自身の達観力から対極的な発想を行い、数々の偉業を成し遂げてこられたのではないでしょうか?

そして時には、いわゆる結果オーライ、史実としては非常に重要なことではあるのですが、当事者は私欲でしか動いていなかった・・・なんてケースもないとは誰も証明することはできません。

冒頭の私とまーにゃの会話で、土佐勤王党=武市半平太のエゴ、坂本龍馬=従来の枠にとらわれないパラダイムシフトの志士、という従来からの認知バイアスが働いていたところに、現代の社会情勢、私にはなおさらパラダイムシフトのバイアスがかかっていますから、あろうことか坂本龍馬が土佐勤王党に参加した記憶が飛んでいるのです(汗)



「あれ、龍馬は勤王党には参加しなかったよね。確か史実でそうだったんじゃない。」



大間違い(涙)



鼻息荒く“まーにゃ”に語る私・・・



きっとその勢いに“まーにゃ”は何も言えなかったのでしょう・・・






史実と記憶は社会情勢によって変化する



タイトルは何か格好いいのですが・・・ただの言い訳ブログです・・・
posted by core at 06:00 | Comment(2) | 日記
この記事へのコメント
「いわゆる結果オーライ・・・・私欲でしか動いていなかった」同感です。本音の部分はそうであっても世間に認められる歴史的認識は建前論であることが多いように思えます。
現在の国内政治と世界情勢を見ても考えさせられるように思えます。
 今回の記事はとても内容の濃いものがあるように思えますので、別の機会にでももっと踏み込んで意見交換したいですね。
Posted by 広島の税理士 at 2010年03月25日 07:45
広島の税理士さんへ


歴史のおもしろさは真実がわからないということです。結果からこのような趣旨でやっていたのでは?と予測しているにすぎないのです。


信長は、秀吉は、家康は、本当に万人の泰平を望んだか?


信長は王になりたかっただけではないか?


家康は徳川家を守りたかっただけではないか?


明治維新も幕政改革のベクトルはいっしょでも、その後の明治政府の姿はそれぞれに違う思惑があったはずです。


現在の政治もしかりですよね。


だからこそ自分に置き換えても自分に都合よく解釈したり、不都合なことは忘れたりなんて多々あります。


人生の修行は続きますね。
Posted by coremanagement:Okabe at 2010年03月25日 16:33
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