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2010年02月14日

他山の石

弊社の顧問税理士より毎月、送っていただいているマネジメント倶楽部という冊子があります。その中に他山の石というコーナーがあるのですが非常にためになるコーナーで毎回楽しみにしております。

先日、弊社クライアントのM社長(当ブログの名コメンテーターMさん)とこの他山の石の話で非常に盛り上がりました。

実は、そのコーナーの記事ではなくこの他山の石のタイトルそのものにです。

M社長:「“たやまのいし”って呼ぶよね?」

私:「“たざんのせき”じゃなかったでしたっけ?」

M社長:「あ、たぶんそれ正解よ!」

*この時点で二人とも間違っております。正解は“たざんのいし”です

M社長:「あれ?どんな意味だったけ?他人の芝生は青く見える的な意味だっけ?」

私:「確かに相手にもいいところはあるよ的な意味だったと思いますが?後で調べて意味をメールでお送りします。」

かつては解っていながら、完全に忘れてしまっている私自身、そしてこのような部分に意識をフォーカスされご自身の知識を充実させようというM社長の勤勉ぶりには頭が下がります。

実は、この後、打合せが続いており19時30分からの久留米での打合せに向かう車の中で携帯電話にメールが入りました。

タイトルは他山の石(たざんのいし)です。

「他山の石とする」または「他山の石以て玉を攻む(おさむ)べし」。(よその山から出た石でも、自分の宝石を磨くのに用いることができるという意から)自分より劣っている人の言行も自分の知徳を磨く助けとすることができる。[第三版 広辞苑] 反面教師ということ? それとも、いろんな人の言うこと為すことには、なにか得るものがあるという例えか?…

早速、M社長からのレポートが届きました。本来は私が調べてお送りすべきですが、一足先を越されました(汗)

それから1時間後、ご自身でいろいろ調べられた後に解釈も踏まえて次のメールが届きました。

結論…前者の反面教師、「人の振り見て我が振り直せ」でした!勘違いして使われる例が多く、「他人の良いところをお手本にして、自分の向上に役立てる」の意で、スピーチで「○○さんを他山の石として、私もこれから精進します」と言ってかなり気まずいことになった例があるそうです。ちなみに、よその会社の不祥事を「他山の石」として見るか、「対岸の火事」として傍観するかというコラムで説明されていました。また、このコラムでは「身から出た錆」という諺にも触れ、自分の冒した悪業の結果として自分自身が苦しむことを説明しております。
私なりの考察を言います。「他山の石として、自山の宝石を磨いてみる。自山の宝石も案外と脆くどちらが磨かれているのやらと思う。他山の石を石ころと決めつけているのか、自分の思っていた自分の宝石が実は石ころだったのか?
うーむ。いずれにせよ、他山の石という言葉はあまり好きではないな。その言葉を使った時点で勝手に人間に優劣を付けちゃった感がありますよね?私は、それよりも、「身から出た錆」のほうがしっくりきます。
座右の銘「因果応報」により近い言葉です。


このコメントには、実直、真摯、そしてストイックな部分がでていると思います。M社長はご自身のゆるい部分があるということを自覚されていらっしゃるからこそ、よりご自身にとって厳しい解釈をされたのでしょうね(拍手)

この言葉の由来は、中国の詩経から来ているようです。

これだけ長い時代を経て使われているわけですから解釈も様々になっていくのでしょうね。本来の意味は至ってシンプルで「他人のとるに足らない言動でも自身の向上の助けとなる事。俗に模範とする意は誤り。」

私の解釈では、他人との優劣を付けるというよりは、その人にとって価値がないことでも自分自身には価値のあるものにもなるという意味でもとれますよね。当然逆もしかりです。

千差万別に近い意味のような気がします(もちろんこれは事象を指すことでありそこに考察はない意味にはなるでしょうが・・・)

デフレスパイラルが進行し、先行き不透明感が増す昨今、人々の価値観は多様化しています。いわゆるダイバーシティ社会に振り回されることなくアジャスト(適応)できた人であり、企業がこの時代を乗り越えて行ける厳しい時代になってきています。



“変態こそが進化の重要素”


先日の日経ビジネスでもこのような特集を組まれていました。



生物も同じ歴史を歩んできています。

海しかなかった地球に大地が誕生したときに魚は地上に上がりました。

気候の寒暖が起こるようになった地球に哺乳類が誕生しました。

生態観察で増殖させないためにメスだけで飼育していたアフリカに生息しているカエルはある日一匹がオスになって増殖をはじめたのです。



他山の石



今の時代に実にマッチした含蓄のある言葉ですよね。



M社長、素晴らしいセッションありがとうございました。



なんかこの稿はM社長との交換日記みたいになりましたね(笑)
posted by core at 06:00 | Comment(4) | 日記
この記事へのコメント
お疲れ様です。


稿を読むのが遅くなりました。

コメントの起用ありがとうございます。なんだか照れくさいです。

この歳になっても、まだまだ知らないこと尽くしでお恥ずかしいです。

知らなかったらすぐに調べる習慣をもっと身に着けたいですね。

それでは、次なる質問です。

「ルビコン川を渡る」とは・・・?

ちなみに最近話題になったサントリーとキリンの合弁が破断したときに、サントリーの佐治社長がインタビューで加藤社長に対して「彼はルビコン川を渡ってくれると思ったけど・・・残念です。」と。

私はもう調べましたよ。
Posted by M at 2010年02月15日 11:28
Mさんへ


紀元前にかの有名なユリウス・カエサルがローマ内戦開始時にルビコン川を渡って開戦の意を決する時に発した後世に伝わる名言を残した場面ですよね。


これは「賽は投げられた」つまりは、戻ることができない大きな決断をした重要な事象のことですよね。


ひとつの言葉でその状態を伝えられる。


前世の賢人とはあらためて偉大だなぁと感じます。
Posted by coremanagement:Okabe at 2010年02月15日 12:28
正解!


先日、私の父にその話をしたら「あれだろ古代ローマの『賽は投げられた』って、決意して“掟破り”をして渡ったイタリアの川だろ?」と、さらりと答えられてしまった。

続けて、「お前ら世代とは勉学に対する姿勢が違ったんだよ(笑)」だって。

今年で70歳になるというのに・・・

我々「アラフォー世代」。いまから勉強するのにまだまだ遅くないですよね(汗)

頑張りましょう。
Posted by M at 2010年02月17日 00:29
Mさんへ


お父様の一言が本質かもしれません。


幕末の明治維新も幾千の賢人達が、日本の未来を真剣に考え、勉学に励み、強い志を持って行動した結果、実現したものです。


今の日本に必要なものはこの”姿勢”ですよね!!!
Posted by coremanagement:Okabe at 2010年02月17日 10:23
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