UC0096(宇宙世紀96年)、改暦後100年を迎えようとしていたこの年、ネオ・ジオンの残党は“袖付き”と言われ、ゲリラ的な活動を繰り返していました。
UC0080、1年戦争の終結後、ジオン公国はジオン共和国となっていましたが、その後の2度にわたるネオ・ジオンの決起により地球連邦軍も疲弊しておりました。アース・ノイドが地球上より人類を統治する構造は、スペース・ノイドが人類の新しい可能性であることよりもむしろ宇宙への棄民政策だという論法にすり替えられたのです。
UC0096、ジオン共和国の解体、そして宇宙世紀の再度の改歴により、ニュータイプ神話なるものを完全に封印しようとした地球連邦政府ですが、その真相は、宇宙世紀に改暦した100年前に封印されたある秘密のためだったのです。
“ラプラスの箱”
その秘密は、人類が宇宙で生活するようになって100年が経とうとしているときに、解放しようとするもの、抹消しようとするもの、様々な思惟が重なり、スペース・ノイドの象徴たる赤い彗星が再び必要となるのです。
フル・フロンタル
仮面を被ったその男は、まさにシャア・アズナブルです。
彼は、3年前のアクシズの落下を阻止したサイコ・フィールドの中から生還したのでしょうか?おそらく、彼の残留思念だけが、宇宙空間をさまよい象徴を欲したネオ・ジオンの残党に憑依したのでしょう。
作り上げられた赤い彗星は、もはやアイデンティティもない狂信的な一部のスペース・ノイドの象徴として人々に恐怖、憎悪、諦念を生み出すだけのものとなりました。
改暦はなされないまま、UC0153まで宇宙世紀のストーリーは続きます。ニュータイプの覚醒であるサイコ・フィールドの共鳴はこの後のストーリーでも登場します。
しかし、赤い彗星はこのUC0096を最後に登場しません。
このとき、彼の残留思念も宇宙空間より消え去ったのでしょう・・・
2009年10月03日
赤い彗星〜UC0096
posted by core at 07:01
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| 宇宙世紀列伝
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