2008年3月13日、6日に受けた胸部及び上腹部CT、上腹部USの検査結果を聞きにいった。自分の順番が来て診察室に入るやいなやU医師から声をかけられた。
U医師:「岡部さんの勝ちですね!!!」
大腸切除後の接合箇所である腸管の外に見られた腫瘤らしきものは、CT画像上でも確認できない程に完全に消滅していたようだ。
その他の検査結果も良好とあって、いきなりの主治医からの言葉だったのだろう。
私自身も正直ほっとしたのだが、その後に続いた主治医の言葉は・・・
U医師:「実は胸部CTの所見によると、肺に影があるそうです。再発、転移性のものではなく原発性の腺癌の疑いがあるようですが・・・」
まさに天国から地獄
ほっとしたのもつかの間だった。
ところが、その後に続いたU医師の言葉は・・・
U医師:「実はその影なんですが、1年前のCT画像にも影はあったようで、今回の読影を担当した医師が気づき1年前の画像と比較して著変なしという所見で報告してきています。」
私:「結局、どういうことですか?再検査等が必要なのですか?」
U医師:「肺にスリガラス状の影が映ることはたまにあります。癌ではなくても10〜30年かけて癌になることもあります。1年経過して著変なしならば、経過観察で充分ですよ。岡部さんが癌になったから定期検査をするので見つかりましたが、影があっても気が付かないままの方って結構いらっしゃるんですよ。」
私:「今後の検査はどうなるのですか?」
U医師:「次回は、半年後で大丈夫です。」
私:「その影も消します!!!」
次の目標?ができた。
次回は2008年9月、胸部及び上腹部のCT検査である。
つづく
2009年08月08日
覚醒×核生(カクセイ)〜影
posted by core at 06:00
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| 覚醒×核生(カクセイ)
今の岡部さんの無事があることの背景にこういうことがある。
改めて知らされました。
私の座右の銘に
”未知なるものも道となる”
があります。
現代医学の治癒率は、すべて臨床の結果です。つまりは結果論です。
プロセスの中で、新しい結果(自分自身の結果)は誕生します。
可能性(過去の結果)が0%なら、あなたが最初に克服した患者(新しい結果)になりましょう!
このように、励まし続けた医師がいらっしゃるそうです。
一人で病気と向き合うのはたいへんです。でも家族、医師、友人、恩師、知人、たくさんの方々に支えていただくことで向き合うことができます。
支えていただいた皆様のおかげなのです。