私はコアマネジメントを設立する前は2つの会計事務所に14年間お世話になりました。公認会計士・税理士の資格は有してはおりませんが、いわゆる職業会計人でした。
職業会計人は会計のプロいわゆる職人です。スペシャリスト(specialist)を辞書で引きますと「特定分野を専門にする人。特殊技能をもつ人。」と出て参ります。
公認会計士・税理士の仕事は一般的にはその違いよく理解されていません。その業界でお世話になっていた私としては「似て非なるもの」として細かく説明もできますが、それはより専門的な話にもなりますのでこの稿では差し控えます。
さてタイトルにもありますが、ゼネラリスト(generalist)とは「いろいろな分野の知識や能力をもっている人。」と辞書にあります。
日本公認会計士協会会長の増田宏一氏が、興味深いことをおっしゃっていました。
「会計士というのは職人的で、技術者に近い人が多い。一方で経営者はゼネラリストです。会計士は監査基準や会計基準には詳しいけれど、こうしたゼネラリストを前にどう話せばよいか分からない人が少なくありません。」
監査基準という言葉を税法に置き換えれば、会計士を税理士に置き換えてもいいでしょう。
本来は、スペシャリスト(specialist)なのですが、中小企業の経営者と向き合う公認会計士・税理士の先生方はご自身が事務所を経営されてある経営者でもありますから、ゼネラリスト(generalist)の視点ももっていらっしゃいます。
ここがポイントです。ゼネラリスト(generalist)の視点からクライアントにアドバイスされる場合は多分に主観が入っていらっしゃいます。主観は大いに結構です。クライアントも信頼する先生からのアドバイスです真剣に傾聴されています。
専門職にとって一番大切なことはスペシャリスト(specialist)であることです。ゼネラリスト(generalist)を意識されすぎだと思います。本末転倒です。ゼネラリスト(generalist)に意識が傾倒されている事務所は本業の業務の質が劣化しているように見受けられます。
今こそ原点に立ち返りましょう。スペシャリスト(specialist)としての誇りを持ってストイックに取り組んでください。
では私はどっちでしょうか?
やはりスペシャリスト(specialist)だと思います。だからこそ、ゼネラリスト(generalist)
である経営者の皆様のお手伝いができるのだと思っております。
あ、このことに気がついたの最近ですが(汗)
やはり私もゼネラリスト(generalist)と思っていました・・・
頑張れ!!!俺
2009年04月30日
スペシャリスト(specialist)とゼネラリスト(generalist)
posted by core at 06:00
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| コンサルタントとして



たとえば医者にかかった時に、「あなたはこういう病気なのですが、どういたしましょうか?」と聞かれても困るのといっしょで、「あなたはこういう財務内容ですがどうされますか?」と聞かれるよりも「こうすると効果的なので、こうしませんか?」とか、「それはやめておいたほうがいいでしょう」という主観的な意見も大いにほしいものですよね。
スペシャリストとして主観は大切ですが、先に提示してはいけないと考えます。相手の方が、その専門的ノウハウを求めてこられている場合はいいのですが、そうでない場合は主観先行は”必ず”ミスリードをします。
厄介なのは、主観をもたないスペシャリストです。
意外と多いと思います(汗)。
「あなたはいま、こういう現状ですが・・・」の客観的、専門的な現状分析のあとに、経験に基づいた主観的なアドバイスも欲しいということです。
もちろん最終決断は、クライアント本人次第ですが。
そうなんです。最終決断はクライアント様なのです。だからこそ決断するための的確な指標を提示できるのが我々に求められることだと思っております。