えらく武骨なタイトルですが、私にとっての永遠のスーパースター清原和博の自叙伝です。
彼に対する思いは当BLOGでも熱く語り続けてきました。
2008年7月29日UP 清原和博
2008年7月31日UP 清原和博その2
2008年8月4日UP 清原和博その3
2008年10月2日UP 清原和博その4
引退を表明した後、この自叙伝を読むまでは私自身の清原に対する想像の世界で彼を見ていました。
4回に渡ってUPしたときの状況を彼はこの自叙伝のなかで赤裸々に綴っています。
無用なスイングを人に見せるのが恥ずかしかった。
プロの球を打てるはずもないスイングで、ピッチャーに立ち向かうのは苦しかった。
みんながそれをわかっている。それをわかっていることを、僕は知っている。
知っているのに、知らないふりをしていた。
バッターボックスに立ち続けるしかなかったからだ。最後の一発をどうしても打ちたかった。
なんとしてでも、ホームランをもう1本だけ打ちたかった。
(清原和博著:男道より抜粋)
早く終わって欲しいと思う、でも打ちたい。
こんな自分の姿を見せたくない、でも打ちたい。
毎日が葛藤だった。
苦しみ抜きながら、最後の日に向かって、這うように進んだ。
今にして思えば、それこそが本当の男の花道だった。
(清原和博著:男道より抜粋)
彼は自分自身だけではなく、清原和博を応援してきた全ての人々との“ケジメ”のためにも男道を貫き通したのでしょう。
誰も見たことのないような大きな、美しいホームランを打つこと。それが僕の野球選手としてのアイデンティティだった。
(清原和博著:男道より抜粋)
(スイングの)一閃、(打球の)放物線、彼のアイデンティティはしっかり私の中に刻まれています。
涙なくして読めませんでした。
2009年04月22日
男道
posted by core at 06:00
| Comment(0)
| おすすめ
この記事へのコメント
コメントを書く