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2008年12月15日

寛容力〜怒らないから選手は伸びる〜

2008年の野球といえば何と言っても北京五輪ですね。日本中の注目を浴びる中、五輪公式競技として最後の舞台で皆様ご存じのようにメダルなしの4位の結果に終わりました。

その後の顛末も球界を騒がせました。2009年春に開催される第二回WBCの日本代表監督の選考で、五輪惨敗に終わった星野監督がほぼ内定していたようですが、世論や、はたまたイチロー、松坂らの主力選手に選ばれるであろう人達からの反対にあい辞退するはめになりました。

そんな中、今年のプロ野球の日本シリーズは近年まれに見る好勝負となりました。星野氏辞退の後、WBC監督の就任が決まっていた原監督率いる読売ジャイアンツと、43歳の新人監督である渡辺監督が率いる埼玉西武ライオンズとの息詰まる大接戦を展開したのです。

結果は4勝3敗で埼玉西武ライオンズの優勝、前年Bクラスに就任した新人監督が日本一になるとは史上初の出来事という歴史的なことをこの青年監督は成し遂げたのです。

渡辺監督については、埼玉西武ライオンズの強さの秘密を岡部の私見で、“内部統制”の観点から当ブログでも紐解いて見ました。併せてご覧ください。

ナベQの内部統制 その1.
ナベQの内部統制 その2.
ナベQの内部統制 その3.


今回のお薦めの書は、リーダー及び管理職必見の書です。若い世代の人たちをいかにして導いていくか?

まさに、現代の悩める管理職のバイブルとも言える書です。

ここに記されているのは、渡辺監督がいかに選手との垣根をとりはらい心の中に踏み込んで行く様がこと細かに説明されています。

そこには選手に限らず、自分自身をサポートしてくれるコーチにも、いわゆるあらゆる人々への気配りがこの結果をもたらしたのです。

自分軸ではなく相手軸なのです。

しかし、そこには確固たる信念(最強のチームを作る、選手【人間】を育てる)があるからこそそれが出来るのです。

いくつか心に響いたフレーズを抜粋しました。

“とにかく「自分の物差しで選手を測るのはダメ」。これを徹底して意識しました。”

渡辺久信著:寛容力P.26抜粋

コーチには“具体的な目標、要望を伝えました。そのうえで、僕からはあまり口出しをしないようにしたのです。僕から細かい指示を出してしまうと、コーチとしては指導のうえで試したいことがあっても、実行できなくなるでしょう。”

渡辺久信著:寛容力P.28抜粋

“今の選手に対しては「いわなくてもわかるだろう」というのは厳禁です。「以心伝
心」というのは美しい日本語ですが、今のライオンズには当てはまりません。たったひと言のフォローがあるだけで、結果が大きく変わることもあるのです。


渡辺久信著:寛容力P.61抜粋

一生懸命努力はしているし、実力もある選手でなかなかチャンス(出番)がめぐってこないときに、“「君をちゃんと見ているからな。腐るなよ」というメッセージを送ることが必要だと思います。選手の気持ちに寄り添ってあげることで、チャンスが来たときに一気に飛び出していけるようなモチベーションを維持させる。それが大切なのではないのでしょうか。

渡辺久信著:寛容力P.209抜粋

抜粋箇所の、選手を従業員に、コーチを管理職、ライオンズを時代、に置き換えて見てください。

確固たる信念を実行すべく、最善の方法を取ったのです。

アジャスト(適応)です。

自分の考え、やり方を他人に押し付けてはいませんか?時代は変わっているのです。

それでは人は動きません。


posted by core at 07:00 | Comment(0) | おすすめ
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