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2008年11月27日

告白Vol.最終章〜未来に向かって

2005年3月17日、大腸癌がみつかった日です。これから一生忘れることがない日でしょう。その当時は、まさに晴天の霹靂であり、そのときの心境を正確に伝えられる言葉は今持って見つかりません。

抗癌剤投与の最終日に腫瘍マーカーの上昇があり、不安を抱えての術後1年目の精密検査を受けました。2日にわたっての検査で、1日目が採血、エコー検査、CT検査、2日目が上部消化器官内視鏡検査、下部消化器官内視鏡検査でした。

内視鏡検査はカメラを直接いれるので、たいへんきつかったのですが、画像をいっしょに見ながら説明をその場でしていただきました。何箇所か生検をされまして、緊張しましたが、検査後に検査担当の医師からの一言、「念のためですよ。結論からいうと大丈夫ですよ。」

後は1週間後に説明を受ける、採血の結果、エコーの結果、CTの結果次第です。

1週間はあっという間でした。朝9時前より、病院に出向き待合室で待つこと1時間半・・・

「岡部さん、岡部光洋さん、診察室○○番手前にお入りください」

待合室のスピーカーより主治医U医師の声が響きました。

極限の緊張状況で、診察室をノックしました。

「おはようございます。」不安を吹き飛ばすべく、精一杯声を絞り出して元気に挨拶しました。

背中越しのU医師、私のCT画像を見ながら一言、「大丈夫でしたよ!」

淡々と、しかし力強く言われました。

あまりにも唐突で、構える間もなく肩の荷が下りたのです。

「腫瘍マーカーは癌細胞の活動が活発になると上昇します。岡部さんの場合、前回のCEAが上限値を上回る4.2でしたが、今回が3.8です。上限値は今だに上回ってはいますが、再発の場合に数値が下がることはまずありません。大丈夫ですよ。偽陽性ということでしょう。」

治療のために通院を繰り返していましたが、今後は経過観察になります。今からの1年間は3ヶ月に一度の検査を受けるそうです。次回は6月、採血のみでいいそうです。

「よかったですね」

U医師の声に、優しさと安堵の空気が伝わってきました。勿論、私の病期はステージVa、今もってして予断を許さない状況ではありますが、くよくよ考えても仕方がありません。心も体も健全な生活を行えば、免疫力、いわゆる自己治癒力がアップします。

神様が私自身に人生をみつめなおす時間を与えてくれたのです。

“苦難は幸福の門”

お世話になっていたとある法人会で学んだ言葉ですが、この当時は知りませんでした。

闘病で一番大切なこと、それは自分自身をみつめなおすことなのです。

本当の不幸は自分自身を知らないことなのです。

病気は必ず自分を知るきっかけになります。

これからも自分と向き合うことを続けていきます。





皆様も自分としっかりと向き合われてください。このblogが自分自身をみつめなおすきっかけになったのならば幸いです。


皆様の健康を心から祈念いたしまして、告白シリーズの幕を閉じたいと思います。


本当にありがとうございました。
posted by core at 13:30 | Comment(4) | 告白
この記事へのコメント
3年前にはじまったストーリーなのですね!

今の岡部さんは、そんな劇的な
ストーリーをお持ちとは
とうてい思えません(笑)



苦難は幸福の門



いい言葉です。
Posted by gut at 2008年11月27日 19:22
gutさんへ

今度の3月で、4年になります(驚)

人間がこの世に生を受けたこと自体が奇跡であるのですが、生を受けた瞬間からそれが当たり前になります。

病気になることで、それが当たり前ではないことに初めて気がつくのです。

”感謝”

聞き慣れた言葉、大切な言葉ではありますが、その意味を心から理解されている方がどれだけいらっしゃることか・・・

私自身も心身ともに回復することにより闘病時の時よりも希薄になっていることを感じることが多々あります(汗)

自分自身が、その尊い気持ちを心により刻むためにも書き綴ったのかもしれませんね。
Posted by coremanagement:Okabe at 2008年11月27日 22:00
ご無沙汰しております。
告白シリーズ、ついに最終章ということで、感慨深く、書き込みさせていただきます。
私は、抗癌剤投与あたりからリアルタイムに岡部さんの癌との戦いを応援させていただきました。
確かに、他のお客様にも癌の方はいらっしゃいました。
しかし病気の性質上、ご本人がいらっしゃることはなかなか少なく、また長く続けられることができない方が多い中、岡部さんは特別なお客様でした。
そして、別の意味でも特別でした。
だいたい月に1度のご来店時に1時間ほどはお話させていただきました。
いつも私のほうが元気をいただき、ご自分でご自分を見つめ、気付いていかれるご様子を本当にすばらしい方だと感心するばかりでした。
私のほうが色々と勉強させていただきました。
なので、岡部さんがご来店される日は特別な日でとても楽しみだったのです。
このブログの中で、過大なほどにご評価いただき大変恐縮です。
しかし、こうやって癌と向き合い、乗り越えてこられたのは、岡部さんご自身の力に他ならないと心から思います。

今後の益々のご活躍、本当に楽しみにしております。
岡部さんの未来はきっときっと素敵な未来だと思います!
Posted by 薬剤師O at 2008年11月30日 22:22
薬剤師Oさんへ

癌を克服された方、この場合はふたつの定義があると思います。

@肉体的に克服する。俗に言う完治です。

A精神的に克服する。闘病中であっても病気と向き合うことができるようになった方。

私の場合は、まだ@にも、Aにも到達していません。いわゆる発展途上なのです。

進歩したことは、Aという克服の形があるということに気づいたことですかね。

Aには一人では到達できません。このシリーズで綴ってきた、様々な人との出会いがここまでこれたことだと実感しております。

まだまだ、他にも書き綴れなかった多くの方がいらっしゃいます。

生ある限り、この尊い命と向き合い続けていこうと思います。

病気になって、我が信条となった言葉をお伝えします。


”未知なるものも道となる”

知らないことも、経験することによって知っていることになる、恐れることはない。


”出会いは偶然であり、必然である”

偶然な出会いにも意味があり、必ず自分の人生にとってかけがえのない経験となる。


その節は本当にありがとうございました。




Posted by coremanagement:Okabe at 2008年12月01日 07:58
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