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2008年11月05日

内部統制の死角

景気が不安定な昨今、コーポレートガバナンス(企業統治)の強化はどこの企業・事業体にとってもより重要性が増してきています。様々な企業不祥事は全てがこのしくみの綻びから生じているといっても過言ではありません。

しかしながら、このコーポレートガバナンス(企業統治)を強化するうえで重要なシステムでもある内部統制にも死角があります。

注)この場合の内部統制ですが、金融商品取引法で定められている、内部統制報告書の作成義務を有する法制度を指すのではなく、企業統治のしくみとしての原理原則、論理的な意味での内部統制を指します。

従来の内部統制は、アメリカでの相次企業不祥事による市場不安を払拭すべく、なおかつ責任の所在を明確にすべく、なおかつこのようなことが二度と起こらないようにとのセーフティーガードの役目として、そして経営陣、監査を委ねられる外部機関等の責任回避のため、様々な思惑があって法制度化されました。

コーポレートガバナンス(企業統治)のしくみとして、従来からあった考え方ですが、これをアメリカが法制度化したのをきっかけに、日本にも通称J-SOX法、いわゆる金融商品取引法が取り入れられました。

内部統制(J-SOX法ベース)の目的には以下の4つがあります。

@ 業務の有効性・効率性
A 財務報告の信頼性
B コンプライアンス(法令遵守)
C 資産の保全

コーポレートガバナンス(企業統治)を有効に機能させるためには、確かにいずれも重要なことです。

しかしながら、日本企業が戦後に高度経済成長を遂げ、さらにはバブル崩壊後の危機を乗り越えて躍進してきたなかで前述の4つの目的と関連して、「能率」「マニュアル」「標準化」を進めて成功したということが、今になってあだになっている部分が垣間見えています。

コーポレートガバナンス(企業統治)、つまりは内部に目が行き過ぎて、本来商売にとって一番重要な顧客目線を失っているのです。

顧客あっての商売、取引先の目線に立っていないケースを多々見受けられます。

この混迷の時代、非常に重要になってくるのは、親和性、協調性といわれています。人と人の触れ合い、この場合、企業・事業体と顧客をイメージしていただければ、重要なことが見えてきます。


内部統制のコンサルタントとして、コーポレートガバナンス(企業統治)の強化は勿論クライアントから一番求められることですが、この顧客目線ということを常におろそかにしないように向き合っています。


お客様あっての商売なのです。
posted by core at 07:00 | Comment(0) | 内部統制
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