藁をもすがる思いで代替療法を探していました。最初に親戚の調剤薬局より霊芝とアガリクスを勧められました。とにもかくにも服用をはじめました。
癌の三大療法は、“切る”、“焼く”、“殺す”この場合の主語は癌細胞になりますが、言い換えますと、手術、放射線療法、抗癌剤療法です。私はまず、“切る”手術を受けました。この場合は、選択の余地はなく、現代医学において手術を選択しなかった場合に、私が助かる確率はかなり低かったと思われます。発見時に既に一刻を争うような病状だったのです。
告白Vol.10〜再び闇へで記載しましたが、私は進行癌でリンパ節転移もあるステージ�Va、
S状結腸いわゆる直腸に近い大腸を全狭窄状態で癌細胞が巣食っており、いつ腸閉塞になってもおかしくない状態だったのです。腸閉塞になった場合、癌細胞が全身に転移するリスクも高かったということで、まさに紙一重のタイミングでの発見でした。
手術は成功して癌細胞は完全切除できたとのことでしたが、リンパ節転移があるということ、年齢的にも非常に若いこと、肉眼では見えない小さい癌細胞が潜んでいる可能性があることなどから、そのような小さなリスクを取り除くため抗癌剤療法を行うのです。しかしながら、この効果も100%ではなく、投与したところで再発率が10人に4〜5人から2〜3人に減るとのことでした。
そして私はこの100%ではない確率のために地獄のような副作用を経験し、耐えられることができずに断念したのです。おそらく100%大丈夫であるのならば耐えられたかもしれません。代替療法でも一般的で代表的なものがあり、免疫療法や活性リンパ球療法やダッシュ療法などありましたが、いずれも保険がきかず自費診療となります。当然、症例も確立されておらず打つ手がなくなった患者さん達の最後の砦のようなものです。免疫療法の権威の医師達は前述の“切る”、“焼く”、“殺す”の三大療法は患者をかえって弱らすと批判していらっしゃいますが、現実のところその効果の程は眉唾と思われました。
後ほど細かく述べますが、ここで記述しているのはその当時の心理状態に基づいていますので、このような表現になってしまいます。実際はどの治療法を選択しても、患者が心からその治療法を信じることができてこの病気に立ち向かうことができるのならば、どの治療法を選択しても効果があると思います。逆もしかりでその治療法を信じることができずに、この病気と向き合えないのならば効果は全くなく、肉体的にも精神的にも苦しいだけなのではないでしょうか。
つづく
2008年07月28日
告白Vol.21〜模索
posted by core at 14:25
| Comment(0)
| 告白
この記事へのコメント
コメントを書く


