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2008年05月26日

構造改革の真実 竹中平蔵大臣日誌

今回はおすすめの書籍です。実は前回おすすめしたドラマ“CANGE”と照らし合わせて読まれると、現在の政局の混迷ぶりがより際立っておもしろいと思います。

構造改革という言葉、2001年に発足した小泉内閣のキーワードであり、その強烈な個性と並々ならぬ実行力をもって、失われた10年といわれて混迷していた日本経済を再生させた小泉純一郎氏の代名詞ともいえるものです。

この小泉純一郎氏の懐刀といっても過言ではなく、数々の構造改革をなしえた実行部隊の中枢を担った人こそ、今回ご紹介するおすすめ書籍の著書である竹中平蔵氏です。民間人の大学教授から登用され、経済財政政策担当大臣、金融担当大臣、郵政民営化担当大臣、総務大臣、参議院議員と小泉内閣の終焉まで、政策の中枢を担う要職を数々とこなされ、旧態依然の日本の体制に大きな波紋を起こし、風穴を開けられた方です。

この書は、小泉内閣を語る上で改革の3本柱に重点を置き、その部分を鮮明に告白されているまさに“日誌”です。政策決定までのプロセスを書き記されているうえで、私どもが知らない官僚や議員との攻防、様々な局面における“根回し”の妙などが克明に書き記されています。金融改革、特に不良債権処理、この国の失われた10年の最大の膿となっていたこの問題もしっかりとしたビジョンと確固たる実行力を持って解決されました。郵政民営化、これも今現在の状況を見ればわかられる通り概ね完了したといってもいいでしょう。
経済諮問会議、これだけがいささか微妙ですよね。小泉政権時代はうまく機能し、画期的なものでしたが、いささか現在の福田政権下では形骸化してうまく稼働していないように感じます。

小泉氏が唱えた改革はいまだに道半ばで、今も道路特定財源、地方財政、放送通信、公務員改革、農業問題等様々です。安部政権は改革路線を引き継ぎ、現在の福田政権も列挙した諸問題には現在も必死で取り組まれているのはわかりますが、改革の実行速度が弱まった感は否めません。何が足りないのでしょうか?この本で著書が最後に締めくくってある言葉に全てが凝縮されてあるような気がします。
・まず改革マインドを持った政治リーダーが存在し
・それを細部まで踏まえて支える、リーダーと一心同体のスタッフが存在し
・さらに民主主義のプロセスとしてそれを支持する国民が存在する
今現在の状況はどれもあてはまらないような気がします。

今回はおすすめ2部作の第2弾でしたが、やはり現実には“国会王子”は厳しいでしょうね。ひとつの政策を審議するうえでも様々な方面に、根回しから、質疑応答、はたまた脅しめいたことまで対処しながら、本当に細かいプロセスの積み重ねであり、つまりは専門的な知識はもとより、確固たるビジョンに基づく信念が必要だと思います。とてもピエロが職務を全うできるような要職ではないと思います。今後のドラマの展開にも乞うご期待です。

頑張れ!!“国会王子”




posted by core at 10:06 | Comment(0) | おすすめ
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