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2008年05月09日

告白Vol.16〜RECOVERY

イレウスチューブがはずれ苦しい入院生活から解放され、3月17日の病気の発覚から2ケ月が過ぎようとしていました。退院は5月25日だったのですが、5月中旬以降から退院の間までは本当にゆっくりしました。

5月15日過ぎだったと思います。大きな出来事が2つありました。1つ目はICUで生死をさまよっていらっしゃったSさんが見事な生命力で生還されてきたのです。Sさんの奥様がわざわざ私の病室までご報告にこられました。「9××号室の個室に戻ってきました。ありがとうございました。顔見せてあげてくださいね。」そうおっしゃって行かれました。居ても経ってもおられずに、私は直ぐにSさんの病室にお見舞いに行きました。そこには、様々な管が体についてはいましたが、こちらをしっかりと見られ、「何とか帰ってこれたよ」と精一杯の笑顔をつくられるSさんの手を私はしっかりと握り、「良かったですね!信じてましたよ!」しばらく涙が止まりませんでした。その後のSさんの言葉が今でも忘れられません。「ごめんね・・・人ごとだったよ。君が本当に苦しんでいたのはわかっていなかった。自分が死ぬ目にあって初めてわかったよ」そんなことなんてどうでもよかったのです。
このような状況でこのようなことを言えるこのSさんはなんて素晴しい人なのだろうと感動していました。

2つ目は入浴許可が出たのです。2ヶ月近くタオルで体を拭くだけの生活でしたので凄く感動したのですが、この時点で私のお腹はまだ縫合されていないままでした。お腹はパックリと割れているのです。「どうやって入るのですか?」と主治医のU医師に聞きますと、いともあっさりと「テープ貼って入れますよ(笑)」なんて言われました。早速、入浴時間になると看護師の方を呼んでテープを貼ってもらい浴室に行きました。そしてこの時に、自分の置かれた状況を現実のものとしてあらためてとらえることになりました。入院時から15kg程減った体重、当然鏡に写った私の上半身は、腹部はパックリと割れてそこに透明のテープが貼られ、さらには胸の筋肉はそげ落ちあばらが浮き上がっておりました。顔色も青白く正に病人でした。このような姿になっているとは夢にも思っていなく、この時にいささかの余暇気分も吹っ飛び今後の回復の事を考えると不安になりました。

元の姿にもどるのだろうか?元の体力にもどるのだろうか?それ以前に病気を克服できるのだろうか?今まで通りに家族を養っていけるのだろうか?そもそも自分は大丈夫なのか?退院が近付くに連れて期待と入り混じって、迫りくるもう一つの現実と向き合いはじめていました。

つづく
posted by core at 19:23 | Comment(0) | 告白
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