私達が行う消費行為は、企業の経済活動に置き換えると全てが投資活動にあたることになります。
そもそも投資とは、主に経済において、将来的に資本(生活水準)を豊かにするために、現在の資本を投じる活動(消費行為)を指す。経済的生活水準のみならず、自己研鑽や人間関係において、つまりはQOL(生活の質)の充実にはかることにも当てはまる。
現在の市場経済においては、私達の消費行為そのものが投資活動そのものなのです。
では消費行為が投資活動ということは、必ずその行為に何かしらの回収活動が伴う、それが時間や満足という明確に提示出来ないものをリターン(回収)しているので投資と結びつかない(ピンと来ない)だけです。
直ぐに実現できるリターンが短期的投資活動であり、将来的に実現できるリターンが長期的投資活動です。
食事が分かりやすく、今すぐに食べたいものを食べる行為直ぐに満足が確定するので前者、健康のためやダイエットのために食するものを消費する行為は後者になります。
長期的投資活動は、明確なビジョンと実現するか分からないという不確実性(リスク)も加味してその投資活動の意思決定を行っているはずです。この場合に、長続きしない場合はこの消費行為つまり投資活動を長期的性質のものを短期的なリターン(結果)を求めるという目的と効果のバランスがあっていない、不確実性(リスク)の読み違えということになるでしょう。
私達の日常生活を何気に企業の経済活動に置き換えればこのような感じでしょうが、このシンプルな理屈が理解できればより良い消費行為ができるということです。
皆様も毎日の消費行為を投資活動に置き換えて、投資と回収という観点で消費行為の判断基準を置くと無駄使いが減るかもしれませんね。
2014年09月15日
消費行為=投資活動
posted by core at 08:08
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